「福井大学しらゆり会」は、金沢大学・富山医科薬科大学・福井医科大学の三大学一体の『しらゆり会』から『福井医科大学しらゆり会』として平成9年に分離独立し、平成15年より現在の名前となりました。
 
福井大学しらゆり会の年間行事の概略は次の通りです。
 まず4月には、前年度決算と新年度の事業計画案と予算案の審議決定の役員会を開催します。
 5月には、大学の行事である前年度解剖実施会員の「ご遺骨返還式」と「合同慰霊祭」に参列し、その式典後に直近3年間の新規登録会員を対象とした「春の集会」を開催し、併せて大学内の施設見学を実施しています。
 6月から8月の期間は、定期総会で配布する会誌「福井しらゆり」の発行の為、会誌編集委員会や役員会を開催し総会準備に取り組みます。
 定期総会は毎年10月に開催しています。会員相互の意見交換と親睦を図るための総会は毎年盛会を極めています。
 現在の医学はめざましい発展を遂げていますが、その基礎になるのは人体の構造理解であります。この医学の基礎を支えるのが私たちの「しらゆり会」であり「献体者」であります。無条件・無報酬で自らの遺体を医学教育のために提供するという「理念」の基に登録した福井大学しらゆり会会員数は現在約900名ですが、これだけの会員数では医学生に見合うだけの遺体を確保するには若干不足しています。これは医師不足解消のため、国による医学生を増やす政策として福井大学医学部でも以前より15名の増員となっているためです。
 医学の更なる発展の為、数多くの皆さんに「福井大学しらゆり会」入会のご協力をお願いする次第です。
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ごあいさつ
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福井大学しらゆり会
理事長
 忠澤 昭明